2008年7月23日 (水)

ぐるりのこと。

「ぐるりのこと。」を観てきた。

試写会の宣伝を観た時から気になっていたのだけど、なかなか観に行かず、先週ようやく行ってきた。

結婚の意味とかいうものをずっと考えてきたあたしとしては、夫婦にとってのお互いの存在みたいなテーマはいかにもなかんじで、どうなんだろうなんて思ったりしたのだけど、でも木村多江とリリー・フランキーというキャスティングがよかったのでやっぱり気になって観に行くことにした。

絶対に泣くだろうと思っていたから、絶対に泣くまいと決めていたのに、全然泣いてしまった。

何でもきっちり決めたがる妻と、周りからちょっとだめな人扱いを受けてる夫って、うちじゃん!

でも実は妻は弱くて、流産を機に精神のバランスを崩していってしまうのだけど、表現はあまりしないけど物事をよく見ていて、強く妻を支えているのは夫の方という設定がどうも自分たちとだぶってしまって、泣いてしまっている自分が恥ずかしかった。

鼻水をたらしながら、えぐえぐ「うまくできないのぉ~」と泣いている妻を見ていたら、「あぁ、あれはあたしだ」と思って、ちょっと笑えた。

重なりすぎて、とても客観的な評価は書けないのだけど、超個人的にはおすすめです。
まあ、もうそろそろ上映終わっちゃうみたいだけど。
DVDになったらね。


今日の決定事項

パーティー会場

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2008年7月 3日 (木)

なるようになってしまえ

だんなさんが石屋を辞めて、保育園で働き始めた。

無資格・未経験のため、時給900円で、しかも研修中は完全ただ働きという条件の悪さだけど、とりあえずやってみたかったことを一生懸命やっているので、よかったのだろうと思う。

あたしはというと、今月で派遣を辞めて、バイトをしながら今度こそ本気で治療の方でやっていこうと思っている。・・・今のところは。
収入が恐ろしく減るので、最初は諦めてあたしが家計を支えなくては!と思ったのだけど、もともとそんな献身的な妻タイプじゃないので、被害者意識でだんなさんに当たることが目に見えているのでやめた。
これを機にお金を別にして、とりあえずそれぞれ自分の道を確立しようということになった。

何のバイトをやろうかなぁ。
派遣でずっと働いてたものだから、普通のバイトの時給の安さに今更愕然としてしまう。

お互いそんな状態で、とても食べていけるかんじじゃないのだけど、あまり先のことを考え過ぎるといつまでたっても身動きが取れないので、とりあえずやってみる。
困ったらまたたくさん働けばいいかな。と思おう。
物事は動かしてみないと動かないものだ。

自分の腕だけでフリーでやってる人たちは本当にすごいんだなぁと改めて思った。

今もらえるものがあるのなら、勇気と体力が何よりも欲しい。


今日のBGM

風鈴

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2008年6月 9日 (月)

形式の意味

私たちは結婚式も披露宴もやっていないので、二次会のような1.5次会をやろうということになったのだけど、よくよく考えると、式も披露宴も二次会もいったい誰のためにやるものなのかわからない。

やる本人たちは、みんなが喜んでくれるだろうと思ってやっているのだろうけど、実際聞いてみると、周りは「また金かかるよー。」とか言いながらいやいや行っていたりする。
心から祝いたいと思っている人たちもいるのだろうけど、なんだかごくわずかな気がする。

祝ってもらえることを期待するのは間違っているのだろうか。
友達だから喜んでくれるだろうっていうのは思い込みなのかな?

だんなさんの友達のバンドに演奏をお願いしようと思ったら、「メンバー一人頭一万円」と言われた。
もともとだんなさんは「あいつらはプロだから俺はしっかりお金を払いたいと思ってる」と言っていたし、多少のお礼をするのは普通なのだろうけど、頭からそんな言われ方をすると、あまりにビジネスライクで悲しくなる。
仕事としてはいくらプロだといっても、個人レベルで言えば友達なのに。
お金を払いたくないとか、一万円が高いとか、そんなこと言っているんじゃない。
お祝い事だから、気持ちが欲しいと思ってしまっただけだ。

息子と娘が主役になっている姿が見たいと親がいまさら言いだしたおかげで始まった話だけど、たくさんお金をかけて、結局誰のための会をやろうとしているのかよくわからなくなった。
親のためだけにやるならちょっとした式で十分だ。
電撃入籍した私たちだから、友達にちゃんとお披露目くらいしないとなんて、思う必要ないのかもしれない。

結婚したら、式をやって披露宴をやって二次会をやるのが当然で、それでみんなも喜んでくれてるって、何の疑いもなく思えればよかった。
“本当のところ”とか“あの人の気持ち”とか“この人の立場”なんて何も見えなければ幸せなのにって、いつも思う。


今日の意識

服も循環

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2008年5月31日 (土)

一歩進んでみたら

たぶん物事は進むべき方向に進んでいる、と思った。
じわじわと、だけど急速に。

「きみは100%正しいよ」って言われたかった。
今も90%正しいと言われたい。

でも

正しい正しくないは全て自分の中にしかない。
細かい部分で言ったらね。

だけど

大きな流れは一つで、その規模で言ったら真実はたぶん一つ。

自分の存在は間違っていると思っていたけれど、
存在自体に正しいも正しくないもない。

ただ、違ったのか、と思う。

冬の間眠らせていたものが夏に向かって起きてくるかんじ。
それは少しワクワクしてすごく怖い。

間違って生まれてきたんじゃなくてよかった。
愛してくれる人たちがいてくれてよかった。

ありがとう、って久しぶりにちゃんと思った。


今日の延期

歯医者と練習

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2008年5月27日 (火)

失い取り戻す

「さよなら。いつかわかること」という映画を観てきた。
陸軍としてイラクに派遣されていた妻が亡くなったという知らせを受けるが、なかなか娘たちにそのことを伝えられない父親と、その娘たちの絆の話。

父親役はジョン・キューザック。
私の中ではずっとジョン・キューザックとニコラス・ケイジは似ていて、どちらも苦手だと思っていたのだけど、今回の映画を観て初めて「いい役者さんなんだなぁ」とポジティブな目で見ることができた。
疲れた中年男性の哀愁や戸惑いのかんじがよかった。

愛する人が突然この世からいなくなるって、「魂は生きてるよ」なんて言ったって、どうにもこうにも受け入れ難い。
私はどうやら過去生で、愛する人を目の前で亡くしているようなので、というかそのせいかわからないけど、昔から常に彼氏やだんなさんと少しでも連絡が取れないと、何かあったんじゃないかともう二度と戻ってこない気がしてすぐにパニックを起こす。

自分としてもとても過剰な反応なので、本当に何かあった時にはどうなるかわかったもんじゃないから、考えるだけでもおかしくなりそうだ。
それでもみんな越えて生きているのかと思うと、人間の強さははかり知れないと思う。

今日会社で、えぐったような傷は痕が残るという話をしていて、まさにそんなようなかんじなのかなと思った。
決して完璧に回復しなかったとしても、傷はまたくっついてなんとか元の状態に戻ろうとする。でも雨が降ったり、体調が悪くなると、鈍い痛みが戻ったりする。
心の傷や穴も同じだと思った。

しかし欧米の女の子というのは、どうして子供の頃から妙な色気があるのだろう。
「子供は子供らしく」とか言われて育たないから?
個性の時代とは言われていても、「おかっぱ・丸刈り」の思想は日本人の中に根強い気がして、なんかそれと関係あるのかなと漠然と思った。


今日の検索

ねこまんま

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2008年5月17日 (土)

まずいものはまずい

昨日29歳になった。
いつまでも若いつもりでいても、細胞はどんどん疲れていく。
いつから成長じゃなくて老化になったんだろうね。

反省しすぎると自由になれない。
すべてが自分のせいのような気がして、動けなくなるから。
ただの自意識過剰なんだけど。

何々をしたほうがいい。
何々をしないほうがいい。
わかるようでわからない。

あたしは結局“結婚”に縛られているって気づいた。
だんなさんでも誰でもなく、そのよくわからないもののせいで、自分を忘れてしまった。

「嫁とは」とか「幸せになってね」とかお金とか指輪とか「他の男の人と会っちゃいけません」とか「一人で?」とか狭いベッドで毎日一緒に寝るとか親とか子供とか体を気遣うとか

一般概念と自分の思い込みを混ぜこぜにしたものを無理やり食べて、すっごいまずいのに「おいしい」って言わなきゃいけなくて、そう思わなきゃおかしくて、「食べられない自分は飢え死にするしかない」みたいな気持ちだった。
結婚したらみんなそれを食べてるんだと思った。

とりあえず全部逆のことをやってやろう。
おいしいと思えるものしかずっとなんて食べられない。

「やらなきゃいけないこと」と「やるべきこと」をすべて投げ出したら、やりたいことが見えてくるかもしれない。

とりあえず二度寝でもしようかな。


今日の復讐

黙って起きない

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2008年5月10日 (土)

別に大丈夫っていうかんじ

最近なんだか歯が痛くて、もしかすると寝ている間の歯ぎしりのせいでブリッジをかけているところがおかしくなってるのかもしれないので、かなり久々に歯医者に行くことにした。

医者にはめったに行かないので、なんだか緊張する。
歯医者なんて何年か前に歯石を取りに行ったっきりだなぁと思ったら、なぜか自分がダメな人のような気になった。

この前夢に昔の彼氏が出てきて、あたしのことを好きじゃないと言った。
そこにいた20歳のあたしは泣いていた。
28歳のあたしはベッドで歯を食いしばっていた。

一度付いた傷は、今がどうあろうとそうそう消えないものだと改めて知った。
それなら誰もがトラウマを抱えて生きているのもすごくうなずける。
人間の体は思い出とトラウマの積み重ねでできてるような気がした。
トラウマを剝さないと新しい層はできないのだろう。

大きな不満はない。
恵まれていて、大した障害もない。
普通に食べて寝ていればそこそこ幸せなのに、どうして何かをしないといけないという気持ちになるのだろう。
それが人間らしさなのだろうか。

今日から意味なく4連休。
歯医者に行って、髪を切りに行って、治療してもらいに行って、鍼とお灸を買いに行こう。
本当は京都に行くはずだったけど、何かしないといけないとかもういいやぁ。
落ち着くと疲れるはそんなに変わらないかもって思う。


今日のおすすめレシピ

ちくわ餃子

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2008年4月23日 (水)

中途半端な苦しみ

友達に「最近どうしてるのー?」と聞かれて、
「最近は結構元気なんだよー。」って答えた矢先に、「あれ?あたし不安定かも。元気じゃなかったかも。」と思って、元気という状態が何かわからなくなった。

去年より怖いものが増えました。
失うこと、つながり、将来、お金のこと。
毎日生きている実感があるだけ、昔よりはずっとずっとマシなのだけど、弱い自分を認めてしまった時から、幅は狭くなったようで広くなったのかもしれません。
幅を広くしたばかりの時は、不安になります。

何かを守ろうとすることって逃げ?
枠を取り払ってしまうと、楽なのだけど、どこまでも流れて行ってしまいそうで、やっぱり怖くなってしがみついちゃうの。

あたしは自分に嘘ばかりついてきたから、
本当の自分が何を求めているのかまだわからないの。

冷静なんだけど、冷静なふりをしているだけかもしれなくて、
でもやっぱり意外と大丈夫で。

別に闇じゃないけど、光でもない。
落ちるわけでも上がるわけでもない微妙な苦しさ。

ふと見たら右手だけすごく老いていて、「気をつけないと腐っていくよー」と言われてるような気になった。

こんななのに闇じゃないから困る。


今日の配達物

トイレットペーパー

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2008年4月13日 (日)

男の嫉妬

昨日かなりひさしぶりに一人で映画を観に行った。

考えたら映画っていつもほとんど一人で観に行っていた気がする。
久々の感覚に昔を思い出して、なんだかとても浮かれた気持ちになった。

昨日観た映画は「SLEUTH」。
招待されたのがきっかけだったけど、サブタイトルの「男の嫉妬は世界を滅ぼす」というフレーズに惹かれて観に行きたくなった。
物語としては、一人の女性をめぐって夫と妻の愛人とが対決するというもので、出演者も極端に少なくて決して派手な映画ではないのだけど、そこがかえって良くもあった。
でもなにより私は男の嫉妬というテーマに興味があった。

よく「女は嫉妬深い」と言われているけど、私にはむしろ男の人の方が激しく嫉妬するように思える。
実際は性別よりは性格の問題の方が大きいのかもしれないし、そうだとずっと思ってきたのだけど、「奪う」「奪われる」「俺のものだ」というような概念はなぜか男の人が強く持っているもののような気がしてきた。

嫉妬というよりは、所有欲が強いのかもしれない。
みんながうらやむような相手と付き合うようになると、自慢したくて仕方ないのも男の人で、いい獲物を捕らえた時の動物と似てる気がする。
相手を純粋に好きという気持ちの他に、自分の所有物を他の人に渡すのは敗北だから許せないという気持ちがあると思う。
そこにはステイタスが絡んでいるからだ。
女の人も独占欲は強いけど、見せつけるというよりはとにかく自分のもとに置いておきたい傾向が強い気がする。

性別でくくるのはあまり好きではないんだけど、やっぱり性差ってあるの?と考えてしまうこの頃。
ちなみに映画を観てもその答えに関しては今のところ出ていない。


今日の進歩

ふーちゃんぷるー

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2008年4月12日 (土)

“いい嫁”を演じることに飽きたので

結婚する前、私は本当に“自由”だった。

自分が一度決めると、親だろうと彼氏だろうと言うことに耳を貸さなかったし、周りには「あいつは言っても聞かないからほっとくしかない」と諦められていたと思う。
好奇心旺盛で、興味を持ったことにはすぐに触れてみたし、色んな場所に顔を出していた。
思いつきで一人旅をしてみたり、仕事の後も毎日のように予定が入っていて、なんだか本当に忙しかった。

結婚なんて束縛以外の何ものでもないと思ってたから、きっとしないと思ってたし、そもそも結婚はしなくてはいけないものという流れに疑問を持っていた。
なのに、何か大きな力に動かされるように急に結婚したと思ったら、家を空けることに妙な罪悪感を抱くようになって家から出なくなった。
結婚を想定したことがなかったのとあまりに急だったこともあって実際大変だったし、次々と事件が起こってとにかくそれを処理することに必死で外に気持ちが向かなかったこともある。
でもやっぱりそれだけではなくて、いつのまにか頭にあった“嫁とはこういうもの”という概念に一生懸命自分を合わせようとしていたんだと思う。

つい最近、だんなさんの昔の繋がりのことで悩んで友達に相談したら、「自分のことじゃないのにそんなに悩むんだねぇ」と言われてハッとした。
あまりにも二人の世界過ぎて、すっかりだんなさんの問題が自分の問題になってしまっていたことに気がついた。
結婚したからって、二人が一人になるわけじゃない。
私は私でしかなくて、相変わらず好奇心旺盛で、何も変わらないんだ。

そうは言ってももう前のように親に甘えられる環境ではないし、毎日やらないといけないことはある。
でもだから自由じゃないってことではないんだ。
好きなことだけやっていられることや好きなだけお金を使えることは自由かもしれないけど、それはとても物質的で、常に心を満たしてくれるものではない。

どんなに忙しくて自分の時間がなさそうに見える人や、肉体に障害を持った人でも、自分を囲う枠の無い人はどこまでも自由なんだ。
人が思っている“自由”とは違う自由を持っているからだ。
みんなが不可能と決めつけていることをやってしまえる人は、きっとそういう人だと思う。

私は“いい嫁”になんかなれないし、なる必要もないと思った。
二人の関係においては、お互いに無理がなくて、毎日気持ちよく暮らせたらそれで十分。
もう何も諦めない。
だんなさんにも何も諦めさせない。


今日の絶対やること

掃除機かけることとベッド組立

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